朝の会・帰りの会(HR)のメニューや流れ~活動ネタと選び方~

朝の会・帰りの会の流れ

 

朝の会の流れ

私は小学校に勤務していた当時、行っていた朝の会の流れは以下の通りです。

  1. 朝のあいさつ(はじめの言葉)
  2. 朝の歌
  3. 健康観察
  4. 朝読書
  5. 先生の話

私が勤めていた学校では朝読書をすることや月ごとの歌が全体で決められていたので、学級でも朝の時間は読書に取り組ませ、歌の時間も設定していました。そういった決まりがなければ歌や朝読書は省き、自由に活動を設定して構いません。

 

朝の会には見通しや目標を持たせて1日のリズムを作るというねらいがあります。私の学級では「先生の話」の時間に連絡等を行っていましたが、メニューの中に連絡やめあてを考える時間を設けるのもおすすめです。

 

 

帰りの会の流れ

帰りの会の流れは以下の通りです。

  1. はじめの言葉
  2. 1分間スピーチ
  3. 係・当番からの連絡
  4. 先生の話
  5. 帰りのあいさつ

先に書いた通り、私が勤めていた学校は朝の会に決められた活動が多く時間的にいっぱいいっぱいだったため、帰りの会に学級独自の活動として1分間スピーチを設定していました。ですが帰りの時間は子どもたちも疲れていて集中力が低下しているので、可能ならば朝の会に設定した方が良いと思います。

 

帰りの会は1日の反省をし明日への意欲を持つというねらいがあります。そのため、朝に設定しためあての反省をする振り返りの時間をぜひ取り入れてみてください。また学級の活動を設定する際は、じっくり話を聞くような集中力が必要になる活動よりもスポーツやレクリエーションなどアクティブな活動の方がおすすめです。

 

朝の会・帰りの会のねらいについてはこちらの記事を参考にしてください。

 

 

 

 

活動メニューはどうやって決める?

朝の会、帰りの会の活動内容は担任の意向で決められるので活動内容も学級によって様々です。学校によってはある程度メニューが決まっているというところもあるかもしれません。活動が自由に設定できる学校だと、どのようなネタやメニューを取り入れようか4月当初は悩みますよね。活動のメニューはどのようなことに留意して決めたらいいのでしょうか。

 

好きなことや得意分野を生かす

活動を設定したあとは、ある程度成果が出るまで継続して取り組んでいく必要があります。またその中で教師として子どもたちに教えていくことを考えると、教師であるあなたの嫌いなことや苦手な分野よりも、好きなことや得意分野を選ぶ方がおすすめです。あなたにとって関心が高いことや、長期間趣味として続けてきたことなどで生かせるものがあればぜひ取り入れてみてください。得意なことであれば教師が実際に実演して見せることも出来るので指導する際に説得力が出ます。

 

 

学級の特性や課題に応じて決める

子ども1人1人に個性があるように、学級にもそれぞれの特性があります。学級の特性や課題に応じてメニューを設定するというのも1つの手です。例えば学力が低い学級であれば小テストに取り組ませて学力アップを図ることが出来ます。また、子ども同士の人間関係があまり良くない学級であればゲームやレクリエーション活動を設定することで子ども同士の距離が縮まるかもしれません。1つの課題に対して、その対処法は様々にあります。教師の得意分野や教育観、指導法によっても結果は変わってくるので、色々な角度からどのような活動を設定するのが望ましいか考えてみてください。

 

 

 

朝の会や帰りの会で使えるネタ一覧

 

歌(歌唱・合唱)

ピアノやギターが弾ける先生や歌(合唱)の指導が得意な先生におすすめです。歌は小学校から高校まで歌いますし、歌と親しむことで子どもたちの感性が磨かれます。また合唱に取り組む中で、子どもたちは学級が一つにまとまる心地よさを実感することも出来ます。

合唱コンクールなどの行事がある学校だと成果を発表する機会があるのでより良いですね。たとえコンクールが無くても、授業参観などの機会に学級で合唱大会を開くのも良いと思います。

 

スピーチ

なぜスピーチをさせる必要があるの?と思われるかもしれませんが、スピーチにくり返し取り組ませることで子どもは様々な力を身につけます。人前に立って大きな声で話す力・話の内容をまとめる力・時間感覚などです。スピーチ力はプレゼンテーション能力にも直結するため子どもの人生においても大いに役立ちます。私が子どもにスピーチをさせた際は、30秒間、1分間など時間を指定していました。慣れてくると上手くこの時間内でまとめられるようになります。また、子どものスピーチを聞いているとその子が関心を持っていることや友達との関係なども見えてきます。子ども理解や学級経営にも生きてきますよ。

 

英語(外国語活動・英会話)

英語が好きもしくは留学経験があって英語が堪能という先生におすすめです。英会話は教材が充実しており歌やゲームなどで楽しく盛り上がれるので学級の雰囲気も明るくなります。現在の国際社会では英語力が武器になります。英語の指導に力を入れるのは保護者にも喜ばれるでしょう。

また、小学校であれば朝の時間に行った外国語活動をモジュール学習として授業時数にカウントすることが可能です。授業としての体裁さえ整っていれば、15分間の学習3回で45分間の授業1時間分として数えることが出来ます。楽しい英会話と織り交ぜながらモジュール学習を進めていけば、子どもの英語力やコミュニケーション能力が育つだけでなく授業時数にも余裕が出来て一石二鳥です。

 

ゲーム(レクリエーション)

とにかく楽しいことが好き、学級に笑顔を増やしたいという先生におすすめです。子どもたちは楽しいことが大好きなのでとにかく教室が盛り上がります。みんなで楽しく盛り上がればストレスが解消されて頭の中がスッキリし、子どもの顔が明るくなりますよ。またゲームやレクリエーションには子ども同士の距離をぐっと縮める効果もあります。普段はあまりコミュニケーションを取らない相手であっても、ゲームやレクリエーションをすれば自然と関わる場面が出てきます。男女の仲が良いクラスにしたい、仲間意識を強めたいという先生もぜひ取り入れてみてください。

 

小テスト・問題集

学力向上を目指す先生におすすめなのが小テストや問題集などの取り組みです。学習を定着させるためには繰り返しが大切。しかし、それは集中力が高い状態でなければ意味がありません。授業や宿題だとどうしても長時間の学習になってくるので途中で集中力が途切れてしまう子が増えます。

朝の会であれば、まだ頭がスッキリしている時間帯である上に活動時間も10~15分と短時間なので小テストや問題演習に最適です。子どもたちの傾向や苦手な部分に合わせて、基礎基本を固めたり応用に挑戦させたりと内容を変えてみてください。学習が分かるようになれば子どもたちの自信につながります。

 

時事ネタ

社会情勢に詳しい、ニュースのチェックが日課という先生におすすめです。子どもたちの中に新聞を読む子は少なく、ニュースを見ない家庭にいる子は社会の出来事をつかめていません。また、たとえテレビのニュースを見ていたとしても、子どもたちは「すごい」「こわい」といったように報道内容を何となく捉えるので精一杯です。そのため教師が知識や考えを補いながらその出来事の意味を説明してやるだけで、子どもたちの理解度は全く違ってきます。

また、教師が積極的に時事を話すことで子どもたち自身もニュースに関心を持つようになります。教師の補足を聞くことでニュースの見方が変わり、社会に対して自分の考えを持てるようになる子も増えるはずです。子どもたちが将来羽ばたいていく社会についての知識を増やすだけでなく、社会の一員としての自覚を育てていく上でも時事ネタは役立ちます。

 

スポーツ

運動やスポーツが好き、子どもの体力向上を目指したいという先生におすすめです。最近の子どもは習い事で忙しかったりゲームが普及したりしたこともあって外で遊ぶ機会が減ってきています。学級でスポーツに取り組むことは、子ども同士がコミュニケーションを取る機会を増やすことにつながります。

スポーツというとキツくて大変なイメージがあるかもしれません。しかし、なわとびやリレーなどは比較的簡単に実践することが出来ます。特に大縄とびは継続して取り組めば成果が出やすく、学級に団結力が生まれやすいです。また、スポーツは体力アップだけでなく気分のリフレッシュにもなるので子どもたちのストレス発散に最適です。